S-17≪

レオタードコレクション S-18

≫S-19

コレクション S-18 データ

メーカー ササキスポーツ
品番 -
サイズ GYM-M
素材 ツーウェイトリコット(プリント)
ツーウェイトリコット
カラー ブルー
備考 #7216G(1997年カタログ掲載)のカスタムオーダー
ジムナスト型

構造観察

コレクションの特徴 素材の拡大写真

本来はプリント、ベロア(黒色)、シースルー素材(白色)の構成だったところをカスタムでツーウェイトリコットのみに変更。 複合素材による見た目の面白さには欠けるが、レオタードらしい安定したデザインと言える。
コレクションの特徴 胸元の装飾穴

胸元には大小三つの飾りの穴が付く。 控え目ながら効果的な飾りだと思うが、着用時に穴の形状がしっくりこないのが残念。

このレオタードについて

このレオタードは1997年カタログモデルの#7216Gをベースに、素材と襟の形状を変更したカスタムモデルである。 その変更点を具体的に挙げると、黒色部分をベロアから通常のトリコット生地へ、そして腕、胸、背のシースルー素材だった部分も通常のトリコット生地へ変更。 そして襟ぐりをU字ネックから首の後ろでスナップ留めする形状へ変更している。 更に、胸にはアクセントの三連のホールが付き、ホールと襟をブルーで縁取りしたところが変更点で、なかなか気合いが入ったカスタムモデルと言えよう。
プリント生地は同年の #7402でも見られた「ダイヤモンド」と呼ばれるもの。 このプリント生地をカタログでは「最高に美しいダイヤモンドの輝きを、鮮やかなカラーでプリント柄に表現しました」と紹介している。
そして「GYM-M」というサイズ表記が示す通り器械体操選手向けの「ジムナスト型」で、これはベースの#7216Gと同じである。

私は#7216Gの切替えに刺さるものがあったが、ベロアとシースルー素材が好きになれず、何か悶々とするモデルであった。 ところがこれは見事にその部分を排除しており、見つけるやいなや飛びついてしまった。
見た目ならば異素材を組み合わせた方が面白いだろうが、 ツーウェイトリコットで統一された着用感は、何ものにも代えがたい安心感があると思う。 私はカスタムされたこの一着から特別な拘りを感じたが、どうだろうか。それがこれをオーダーした方と同じ想いである事を願う。