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レオタードコレクション No.46

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コレクション No.46 データ

メーカー ササキスポーツ
品番 -
サイズ GYM-L
素材 ツーウェイトリコット
ツーウェイトリコット・箔加工(パウダー)
カラー -
備考 #7227Gの素材・カラー変更モデル?
ジムナスト型

構造観察

コレクションの特徴 胸元に輝く装飾

装飾はスパンコールでもなく、ラインストーンでもなく、金属のものが付く。
今見るとさりげない装飾だが、2001年当時はこれでも派手に感じたものだ。
(何も装飾がなかった時代と比べて)
コレクションの特徴 箔素材の拡大写真

パウダー状の非常に細かな箔を乗せることにより生地自体が輝くような素材で、 カタログ解説でも「ヌメリ感のある生地」と謳っている。
コレクションの特徴 過去コレクションから

当時の画像が無いので、カタログ写真を引用させていただく。
画像右側(アメジスト)を所有していたことがある。
アメジストに対し、袖の白色と、脇と袖口のオレンジ色の対比が面白かった。
また着てみたいモデルである。

このレオタードについて

1990年代後半、レオタードのデザインはより凝ったものへ変化してきた。 だがそれは「ごちゃごちゃしてきた」とも言えるのではないだろうか。 様々な素材を複雑に組合せ、箔やラインストーンといった装飾も当たり前になりつつあった2000年頃、 私は新作に対する興味が失せた時期であった。
そんな中、No.39(1999年)のような原点回帰とも取れる シンプルなデザインのものが僅かながらラインナップされていて、 それが唯一の拠り所であった。

今回紹介するこのレオタードもその流れの・・・と言いたいところだが、残念ながらこのモデルは詳細不明だ。
しかしこれと同じデザインの素材違いが2001年のカタログに掲載されており、実は以前そちらを所有していた事がある。 なので、これは素材とカラーを変更したオーダー品である可能性が高いと考える。

同じモデルの色違いはいくつか持っているが、同じデザインの素材違いというのはこれが初めてだ。
正直、素材だけでこんなに印象が変わる事に驚いた。
加えて、上質なツーウェイトリコット生地がもたらす素晴らしい光沢感、発色の良さにも改めて気付かされた。
胸元の装飾は今見るとさりげなく、とても上品なデザインだ。