| メーカー | ササキスポーツ | ||
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| 品番 | - | ||
| サイズ | M | ||
| 素材 | ツーウェイトリコット(プリント) | ||
| カラー | - | ||
| 備考 | - |
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切替え部分のアップ プリントになっているので、色の境目はシームレス。 見た目もシャープである上に、縫目のない自然な着心地も与える。 |
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脚ぐりのゴムに注目 左が比較対象で用いたコレクション#7143で、右が今回紹介するレオタード。 左はゴムを通すための袋状であるのに対し、右は生地とゴムが一緒に縫合されている。 近年の器械体操モデルに見られる形状だが、オールドモデルでも存在していたのが驚きだ。 基本的にゴム交換が出来ないので、劣化が心配だ。 |
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切替えデザインのレオタードは、それぞれの色の生地を縫い合わせて仕立てるのがオーソドックスだが、
このモデルはベースとなる黒色を含め、全てプリントによるものである。
この為、色の境目はフラットで、滑らかな肌触りとなっているのがこのレオタードの大きな特徴だ。 それと、これはだいぶ後になってから気付いたのだが、このモデルは袖丈がやや短くなっているのも特徴だ。 通常の長袖が10分なら、このモデルは9分丈といったところか。 選手の体形や好みに合わせて丈を少し短くするといったオーダーは見たことがあるが、 製品で丈を少し短くしたものがあったのならば、珍しいモデルなのかもしれない。 ちなみに、オーダーシートによると「長袖、7分、5分、半袖、フレンチ、ノースリーブ」がパターンとして用意されているようだ。 さて、いかにも着心地の良さそうな強光沢の生地は、期待通りの、いやそれ以上の着用感を与える。 極薄の生地がピタピタっと身体に張り付き、その着用感はズバリ「興奮モノ」の一言。 生地も驚くほどスベスベしていて、着た瞬間からこのレオタードの虜になること間違いなしだ。 残念ながらこのモデルの詳細は不明だが、80年代末期~90年代初期のモデルではなかろうか。 あくまで推測だが、競泳水着が速さのため素材の薄さや軽さを追及するのと同じように、 この頃の体操レオタードも薄さや軽さに挑戦していたのかもしれない。 そんな事を想像してしまうほど、この頃のレオタードは薄かったのだ。 |